熱いレースが続く!ドバイ競馬をネットで楽しむ方法について紹介

競馬・ネット

競馬シーンにおいて、欠かせない存在としてドバイがあります。

華やかな競馬場で熱いレースが行なわれており、特にドバイワールドカップデーには世界中の名馬や名ジョッキーが集まります。

日本でも、JRAが馬券販売をするなど身近な存在ですが、どのようにしてドバイ競馬をネットで楽しむことができるのでしょうか?

ここでは、ドバイ競馬をネットで楽しむ方法について解説します。

ドバイ競馬の概要

ドバイの町並み

ドバイ競馬は、開催されているシーズンが限定しており、10月から翌4月まで開催されています。

その中でも、活発的にレースが開催されるのは、実質1月から3月の間であり、その締めくくりとしてドバイミーティングが開催されているのです。

シーズン中には、概ね週2日の開催が行なわれており、主に木曜日に開催があるのでヨーロッパのジョッキーは週末は地元で騎乗し、週中はドバイに遠征というスタイルが定着しています。

ドバイと言えば、砂漠を連想しますがドバイ競馬自体はダートだけでなく芝のレースも開催されています。

また、一時期はオールウェザーも取り入れられていました。

2010年オープンのメイダン競馬場で導入されて、メイダンではナド・アルシバ競馬場に代わってドバイミーティングが開催されることとなりました。

ドバイワールドカップをはじめダートで施行されていたレースはすべてオールウェザーでの施行となりましたが、オールウェザーを嫌ったアメリカ調教馬がドバイワールドカップへの出場を見合わせるようになったのです。

そして、2014年には史上初めてアメリカ調教馬無しで開催されたことを受けて、2014-15年レーシングシーズンよりメイダンのオールウェザーコースを、伝統的なダートコースに置き換えることとなりました。

ちなみに、2011年にヴィクトワールピサがドバイワールドカップを勝利した際の馬場は、オールウェザーでした。

ドバイには、以下の競馬場があります。

  • メイダン
  • ナド・アルシバ
  • ジュベルアリ
  • アブダビ
  • アルアイン
  • シャルジャ

ただ、ほぼすべての重賞はメイダンで開催されています。

ドバイの中でも最高峰のレースであるドバイワールドカップは、日本馬として初めて出走したのがライブリマウントです。

その後、ヴィクトワールピサが悲願の勝利を挙げていますが、その後は苦戦が続いているのが実情です。

特に、オールウェザーから通常のダートコースに変更になって以降、さらに苦戦が続いています。

その他、ドバイミーティングでは年々日本の有力馬が出走することが多くなっています。

近年でも、アーモンドアイやジェンティルドンナがドバイの地で実績を残しています。

2020年のドバイミーティングは中止

コロナ

2020年は、新型コロナウイルスの流行により世界の競馬シーンで大きな打撃を受けています。

ドバイも例にもれず、ドバイ政府は3月22日に、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で28日にメイダン競馬場で行われる予定だった競馬のドバイ・ワールドカップなどの国際競走を中止することが発表されました。

それ以前に、中止も検討されているという噂が流れる中で、日本調教馬は開催される可能性を信じてドバイ入りをしていたのですが、現地で中止の一報を受ける形となったのです。

その数は、アーモンドアイなど7レースに日本馬計20頭に登っています。

G1・4レースでJRAが馬券を発売することになっていましたが、もちろんこれも中止となりました。

この中止の判断により、出走予定馬は大きく予定が狂う形となったのは言うまでもありません。

アーモンドアイの場合、ヴィクトリアマイルと安田記念に出走する形となりました。

ドバイの馬券は購入できるの?

海外馬券

参照元:https://www.jra.go.jp/keiba/overseas/

ドバイの競馬は、他のエリアとは事情が大きく異なります。

最も違う点は、アラブ首長国連邦においてはイスラム教が国教とされている点にあります。

宗教上の理由によって、馬券の発売は禁止されているので、現地での馬券購入は不可能です。

その代わり、優勝馬を当てるゲームが行われ的中者に賞金や賞品が贈呈するスタイルを採用しています。

これもあって、日本の競馬場のようにレースは常に盛り上がっている印象がありますね。

日本馬が積極的にドバイへ遠征し始めたのが2000年に入ってからですが、しばらくはレース映像を視聴するしかありませんでした。

ただ、JRAが2014年から海外競馬の馬券販売をスタートさせてからは、毎年ドバイミーティングで日本馬が出走するレースを購入できるようになりました。

ドバイミーティングの馬券は、JRAの電話・インターネット投票会員である即PAT会員、またはA-PAT会員に加入済であれば購入可能です。

但し、PC・スマートフォン・携帯電話を利用したインターネット投票限定で購入することができます。

他にも、競馬場やウインズでの購入は、UMACAに登録済みであれば購入可能となっています。

原則として、日本時間の当日午前7時から馬券を購入でき、17時30分から19時30分までの間、計算機のメンテナンスを行うため発売を一時中断することがあります。

投票締め切り時間は発走予定時刻の2分前となっており、馬券は「単勝」「複勝」「ワイド」「馬連」「馬単」「3連複」「3連単」が購入可能です。

なお、オッズについては独立プール方式での発売のため日本国内独自のオッズとなっているので、思わぬ高配当となることもありますよ。

このように、ドバイミーティングでの馬券は購入可能ですが、その他の開催については日本では馬券購入することができません。

ドバイ競馬をネット視聴する方法は?

ドバイ競馬は、実はネットで視聴することが可能です。

主な視聴方法は、ドバイレーシングチャンネルとグリーンチャンネルwebで視聴する方法があります。

それぞれの特徴としては、以下のようになっています。

ドバイレーシングチャンネル

ドバイレーシングチャンネル

参照元:http://www.dubairacing.ae/content/dubairacing/ar-ae/live/1.html

ドバイメディアの提供しているのが、ドバイレーシングチャンネルです。

ヨーロッパやアジアの競馬中継がネットで無料で配信されており、一般的なブラウザであれば、パソコンやスマートフォンなどで視聴可能です。

各国のライブ配信映像をドバイレーシングチャンネルで再配信するスタイルとなっており、各国の主要レースをカバーしています。

あくまでもドバイだけでないというのが特徴です。

全てのレースをカバーしているわけではなく、競馬場の公式サイトで配信しているものを使用していたり、独占性の高いレース映像は除外されることが多いです。

ただ、残念ながら日本語の実況はなく英語での実況となります。

それでも、世界の競馬を無料で中継している貴重な存在であると言えます。

さらに、ドバイミーティング時は2チャンネル体制を敷いており、普段見られないアングルからの映像も楽しめますよ。

グリーンチャンネルweb

グリーンチャンネルweb

グリーンチャンネルwebは、インターネット上でJRAのレース中継を行っています。

グリーンチャンネルをそのままwebでも楽しめるのが魅力的で、もちろん海外競馬中継も行っており、ドバイミーティングの中継を行っているのです。

ただ、グリーンチャンネルの場合は海外競馬中継は無料放送しているのに対して、グリーンチャンネルwebは最低でも月額500円の費用が必要です。

その代わり、日本語実況や解説、そして関連情報番組が見れるのがよいですね。

ドバイ競馬を楽しもう!

ドバイ競馬は、名馬が集い熱いレースが繰り広げられています。

ネットでも十分楽しめるので、ぜひ馬券を購入しながらドバイ競馬を楽しみましょう。